生理痛がとても重かった。
中学、高校時代は学校を休むほど、きつかった生理痛。
当時はそれが当たり前。体質なんだと思っていました。
そのため、毎回薬を飲んで我慢する日々。
ありえないくらいしんどかった。。。
でも実際は、その生理痛の痛みは当たり前ではなく、病気が潜んでいました。
私のように生理痛が重い人は当たり前じゃないと思ってほしいです。
また、私の二の舞にならないように生理痛が重い人は定期的に産婦人科での検査を勧めます。
私の生理痛の痛み
生理がくる前日から鋭い痛みが来て、はじまります。
私の生理痛は強い吐き気を伴うので、前日の夜ごはんから食べるのをストップ。
食べたら次の日、より吐き気が強くなるので。。。
準備した生理初日。でも辛い。
まあしんどいよね。薬飲んでも辛い。
薬が効いてる時は痛みは和らぐけど、二日酔いのような気持ち悪さやダルさはずっと続く。
生理初日はごはんを食べれない。
ただずっとお腹に何かある感覚で、空腹を感じない(笑)
また、ほぼ毎回吐いていました。
初日の生理痛は、お腹の痛みが強い胃腸炎みたいです。
そのおかげで本当の胃腸炎の時は、軽く乗り越えることが出来ました(笑)。
血の量が多い生理二日目。痛みは続く。
強い吐き気はなくなり、少しすっきり。
しかし、まだキリキリとした痛みは続きます。
薬を飲めば、学校に行けるので一山乗り越えたと一安心。
でも、無理は禁物。
ご飯も小食で、行動も自分のお腹と相談しながら。
二日目の夕方になれば大分楽に。
本調子ではないけど、なんとか部活にも参加。
ただ血の量が多いので、貧血のようなクラクラした感じに見舞われました。
二日目は熱がある時のようなイメージ。
学生時代は生理に重点を置いて過ごす
今思えば、生理を常に気にしていました。
中学は部活の試合やテストなど行事に生理がこないか冷や冷や。
高校も同様行事は気になります。
でも、一番は大学受験です。
大学受験に重ならないようピルを使って、生理の時期を調整したのを覚えています。
大学はアルバイトです。
簡単に休めないし、休憩時間も短いので重ならないようにシフトを考えていました。
生理中心で生理に振り回されていたなと感じます。
生理痛がない子を何度羨ましいと思ったことか。。。
転機は23歳。顔にニキビが一気に増えた。
23歳になって数か月がたった時でした。
今までニキビに悩まされなかったのに、いきなり顔にニキビが5個ぐらいできた。
当時は仕事のストレスかな?と重く受け止めず。
すぐ治ると思っていました。
しかし、治らない。
さらにひどくなっている。
また、便秘と下痢を繰り返すように。
便秘かなと数日出なかったらいきなり下痢のように出て、何かがおかしい。
この時はっきりと何か身体に異常がある。と気付きました。
そんな時に生理が。
通常の痛みを乗り越えた、生理4日目。
体調も良くなったので、運動しようと思い、腹筋をしました。
その腹筋が病気を発見してくれました。
腹筋後、急激に痛くなるお腹。
これはやばいと思い、急いで病院へ。
結果、卵巣嚢腫。チョコレート嚢腫。子宮内膜症。
右の卵巣が6㎝~7㎝まで大きくなっていた。
なにがなんだか分からない。なんで私が。
もう衝撃でした。母に泣きながら電話したのを覚えています。
その場でディナゲストという子宮内膜症の薬を服用。
治療開始。
症状が酷いので、23歳で手術。
ディナゲストを飲んで治療を開始した私。
しかし、症状が酷く、薬だけでは抑えられない。
卵巣が大きくなりすぎたため、ねじれたりと悪化する可能性もでてきた。
ねじれたり、卵巣が破裂するのは避けたい。
23歳なので、今後妊娠、出産もしたい。
数か月後には内視鏡で手術を実行。
手術は2~3時間に及ぶ長い手術でしたが、卵巣の大きさは2㎝まで小さく。
ひとまず無事に終わったことにホッとしました。
その後は第一子妊娠まで毎日ディナゲストを服用。
不正出血に悩みながらも、薬を飲み続け、再発防止に努めました。
おわりに
私が23歳の当時は子宮内膜症という言葉が身近にありませんでした。
今は有名な方が子宮内膜症を公言したりと、少しだけ認知度が高まったと思います。
しかし、まだまだ広くは知られていない。
子宮内膜症は不妊の原因の一つともいわれる病気です。
病気にかかると精神的にきついです。
生理痛が重い人はぜひ気を付けてください。
最後に、高校の授業で子宮内膜症など婦人科系の病気をもっと教えるような環境になればいいのにと思っています。
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