生後10ヶ月の次男が突発性発疹にかかりました。
39℃40℃の高熱。
3日続く高熱。
さらに熱性痙攣、熱性痙攣重責まで。
突発性発疹ってかなり怖い。
突発性発疹とは?
乳児期の赤ちゃんの代表的な病気。
発熱と発疹を伴うウイルス性の感染症。
子供の初めての熱は突発?と言われるほどメジャーな病気ですね。
長男は生後9ヵ月の時に突発を経験しました。
40℃付近の高熱が4日続いて、かなり心配になったのを覚えています。
しかも、発疹は熱が下がらないと出てこないから、
何が原因か分からず、解熱するまでずっとモヤモヤしてました。
次男は身体が強いと勝手に思っていた
長男と比較すると体格が良い次男。
生後6ヵ月で1回熱が出た時は、38℃台で1日で解熱。
長男が初めて熱が出た時は生後7ヵ月、39℃前後が2日続き、3日目にようやく解熱。
長男と比較して、次男は身体が強い。
あまり熱もあがらず解熱する気がすると、勝手に強いと思っていた。
そのため今回の高熱余裕かましていた私。
解熱剤使用せず
夕方38℃台の熱がでた次男。
明日には下がるだろうと余裕な私。
実際、翌日37℃台に下がり、この子はほんとうに強い子だなぁとしみじみ思っていた。
しかしお昼になると急激に高くなる熱。
いきなり39℃以上あって少しびっくりはしたけど、
「大丈夫、すぐ下がる」と余裕な私。
解熱剤使用せず。
さらに寒い時期だったので、アイスノンで身体を冷やすこともせず。
通常運転。
今思えば、なんでそんなに余裕だったのかよく分からない。
熱性痙攣?よく分からないけど痙攣?してる!
高熱でなかなかお昼寝が出来ずに、泣いている次男。
一緒に布団に入りなだめていたら。
いきなりきた。
痙攣!!
想像していた熱性痙攣とは全然違い、最初なんだか分からなかった。
・全身が脈を打つようにビクつく。
・口から唾液?白い小さな泡が出る。
という症状はあった。
しかし、ビクつきは小さく、間隔も1秒間隔で手拍子のようなビクつき。
口から出ている泡も少なく、よだれ??
また、名前を呼べばかすかに私を見る目。
白目になっていない。
一方向を見てはいるけど、反応はしていた。
さらに、顔色は良く、唇もピンク色。
チアノーゼになっていない。
私が想像していた熱性痙攣とは違っていた。
だけど、何かがおかしいのはわかる。
幸い小児科が近くにあるので、横抱きの状態で走って小児科へ。
救急車で大病院へ。熱性痙攣重責に。
小児科へ到着しても、治らない痙攣。
すぐさま処置をしてもらい、痙攣症状は治まった?
ただ5分以上痙攣していたため、救急車で大病院へ。
その間は寝ているのか、意識がないのか、目をつぶっている次男。
今回処方した痙攣止めの薬は眠くなる作用もあるため、
次男の場合は寝ているのか、意識がないのか判断できず。
なので、大病院へついて、確認を取るまでの間も痙攣が続いているとみなしました。
その結果、病名は熱性痙攣重責。
最長で30~40分痙攣が続いていた可能性があります。
初めて聞く病名。
熱性痙攣と言われるものは5分以内に終わるのがほとんど。
次男のように痙攣が長いと熱性痙攣重責と言われるみたい。
通常の熱性痙攣と比べて、脳への影響やらなんやらで結構怖い熱性痙攣重責。
熱が下がるまで入院。怖い二相性脳症。
通常の熱性痙攣なら、入院なんてない。
だけど今回は熱性痙攣重責。
脳への影響やらなんやらも確認するために、入院です。
熱性痙攣重責を起こした子の中にはまれに二相性脳症という難病が発症します。
今回の次男ももしかしたら起きるかもしれません。
そのため、熱が下がるまで入院をし、普段の行動との違いなどを観察します。
二相性脳症は発症した70%の子に軽度から重度な障害が残ります。
次男は発症しない!
大丈夫と信じたい、ただただ神頼みな入院生活。
母は同じベッドで添い寝
ちなみに次男の入院中、母はずっと一緒。
寝る場所も同じベッド。
入院ベッドの中を二人で過ごす4日間でした。
身体は地味に疲れます。
二相性脳症が怖い。早く8日過ぎてほしい!!
二相性脳症という病気は、ほとんどの子が痙攣後3日~8日の間で発症すると聞き、
早く8日過ぎろと何度思ったことか。
入院中8日の怖さももちろんあった。
だけどそれ以外にも怖さがあった。
1つ目は目が覚めるか
薬の影響で寝ている次男。
4~6時間以内に起きなければ、脳への影響を考えると言われた。
早く起きて!!と願う私。
2つ目は意識がはっきりしているか
二相性脳症になる子は二回目の痙攣が起きるまでに、
痙攣前のレベルまで意識が戻っていないことが多いみたい。
なので、普段と変わらない状況か、ちゃんと意識がはっきりしているかは要チェック。
それも痙攣発症から24時間以内に。
次男の場合初日は高熱のため、ふらふらでぼんやりしていた。
意識戻っていない。。。焦る私。
二日目の朝、熱が少し下がって38℃。
高いけど大分楽になったのか、ここではじめて笑顔が。
よかった。いつも通りだ。
一安心な私。
多少熱でふらふらしているけど、いつも通りに見える。
ただ、生後10ヶ月なので、まだ喋れない。
意識レベルの判断材料が少なく、ちょっと心配。
小児科の先生にも月齢相当か確認してもらって、ひとまず大丈夫と言われた。
後は熱が完璧に下がるまで痙攣が無ければOK
熱が下がるまでは要チェックなので、入院生活は継続。
3日の午後に熱が36℃台にまで下がり、
夜中もあがらなかったので、4日に退院。
後4日は家で痙攣が起きないか要チェック。
結果)現在は元気いっぱい!
今は元気いっぱいです。
二相性脳症も発症せず。
元気!
一安心です。
ただ、今後熱が出たら迷わず解熱剤使おう
熱性痙攣は一生のうち1回で終わる子が多いのですが、
1歳未満で発症した場合は複数起きる可能性が高い。
なので、今度から熱が38℃こえたら迷わず解熱剤!!
ただ解熱剤は熱性痙攣を予防するものじゃないので、何ともいえないけど。
まあ私の安心のため。
数年前は次男の様に熱性痙攣重責を起こした子には痙攣止めの薬が処方されていたみたい。
先生と相談して、今回は処方しないことになりました。
・痙攣止めの薬は呼吸が浅くなりやすい。
・私の場合近くに小児科がある。
・夜間・休日でも救急車を使えば30分以内に大病院へ着く。
以上の3点が処方しない理由です。
もし、痙攣をまた起こしても30分以内なら脳への影響は少ないみたい?
あまり変わらない?から必要ない。
という事でした。
少し心配だけど、何かあったらまた小児科に走ろう!
おわりに
私も旦那も熱性痙攣経験しておらず、
長男も今の所なし。
さらに私は突発性発疹の高熱も経験なく。
だから、私の子供は大丈夫と思っていました。
誰にでも起きると身をもって知った今回の熱でした。
ある程度、子供の病気についてちゃんと予備知識をいれておかないとなと思いました。
コメント